諸手船神事@美保関町
今日はお隣の松江市美保関町で行われた「諸手船神事(もろたぶねしんじ)」の取材から。
諸手船神事とは、国譲り神話にちなんだ美保関町の伝統行事で、
毎年4月7日に行われる「青柴垣神事 (あおふしがきしんじ)」と対をなす神事です。

乗船資格のある18人の舵子は、2隻の諸手船に9名ずつが分乗して、
美保神社の対岸にある出雲大社の御祭神大国主命をお祀りする客人(まろうど)神社の下まで、
「ヤーヤー」と声をあげながら漕ぎ進みます。
ちなみに乗船するのは約70名の当屋を終えた者の中から神籤(みくじ)により決定されます。

この神事の見所は、互いの船同士が
掛け声を出しながら櫂で海水を掛け合うシーン(上の写真)・・・
というイメージが強いですが、実はその後の「應答祝言の儀」。(下記参照)
※ 應答祝言の儀
競り合いつつ船が宮灘に着くと、使いの神に擬した大櫂役は櫂を横に置き、
起立し、扇子を手にして本社を礼拝。事代主神に擬した幄舎内の宮司に対して「タカー三度」と叫ぶ。
続いて檝子を含む一同は「乗って参って候」と大声で唱える。
これに応じて宮司は「天地長久、国家安泰、タカー三度、めでとう候」と祝言を述べる。
続いて全員柏手を打ち、礼拝する。
毎年12月3日に行われるこの神事は、悪天候続きだったのですが、
今年は近年まれに見る快晴で、その勇姿を一目見ようとたくさんの人が訪れていました。
諸手船神事とは、国譲り神話にちなんだ美保関町の伝統行事で、
毎年4月7日に行われる「青柴垣神事 (あおふしがきしんじ)」と対をなす神事です。

乗船資格のある18人の舵子は、2隻の諸手船に9名ずつが分乗して、
美保神社の対岸にある出雲大社の御祭神大国主命をお祀りする客人(まろうど)神社の下まで、
「ヤーヤー」と声をあげながら漕ぎ進みます。
ちなみに乗船するのは約70名の当屋を終えた者の中から神籤(みくじ)により決定されます。

この神事の見所は、互いの船同士が
掛け声を出しながら櫂で海水を掛け合うシーン(上の写真)・・・
というイメージが強いですが、実はその後の「應答祝言の儀」。(下記参照)
※ 應答祝言の儀
競り合いつつ船が宮灘に着くと、使いの神に擬した大櫂役は櫂を横に置き、
起立し、扇子を手にして本社を礼拝。事代主神に擬した幄舎内の宮司に対して「タカー三度」と叫ぶ。
続いて檝子を含む一同は「乗って参って候」と大声で唱える。
これに応じて宮司は「天地長久、国家安泰、タカー三度、めでとう候」と祝言を述べる。
続いて全員柏手を打ち、礼拝する。
毎年12月3日に行われるこの神事は、悪天候続きだったのですが、
今年は近年まれに見る快晴で、その勇姿を一目見ようとたくさんの人が訪れていました。
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コメント
恵藤憲二朗です
これはいいですねURL | 恵藤憲二朗 #TY.N/4k.
2012/12/10 07:25 * edit *
恵藤憲二朗 様
ありがとうございます。久しぶりに晴れの諸手船神事でしたね

URL | STAFF #mQop/nM.
2012/12/10 10:33 * edit *
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